Personalize 個別化医療のご提案

21世紀に入り私たちのもつゲノム（1つの細胞がもつDNAすべて）が解明されました。
遺伝子（SNP）から病気の遺伝的背景を調べたり、原因遺伝子が特定されている病気については将来の危険率を予測したりすることで、より個人に合った治療や投薬（オーダーメイド医療）が展開できると考えられています。
ゲノム情報として生まれつき備わっている個々の遺伝子（SNP）を調べ、ご自身がどういう体質なのか、遺伝的な疾患の発症リスクを網羅的に把握しておくことで、これからの予防医療・オーダーメイド医療へと役立てることができます。
炎症体質・オートファジー（自食作用）・メチレーション回路・ミトコンドリア機能・解毒機能・神経伝達物質などの項目に関してもご説明させていただきます。

日常を健やかに生きるために、食事には大切な役割があることは誰もが知る事実です。ゲノム解析やプロテオーム（タンパク質）解析により、食品の成分が遺伝子などに働きかけて、疾病の発症や進行を食い止め、健康を維持するメカニズムが解明されるようになってきています。

遺伝子栄養療法は、遺伝子検査に基づくご自身に適した本当に必要な個別化医療とお考えください。何となく体にいいからといった理由ではなく、個人個人によって必要となる栄養素は違ってきます。したがって、推論でなく確証をもったデータにより、患者さまごとに正しい栄養素を正しい量、頻度、時間などの用法で投与できるのです。ですから不必要なサプリメントを摂取する心配がありません。従来の栄養療法の問題点を低減できるのが、DNA SNP検査に基づいた遺伝子栄養療法なのです。ご自分に合った本当に必要なオーダーメイドにこだわるべきではないでしょうか。