フラップレス手術│千葉市中央区でインプラント埋入治療を行なう歯医者 高橋デンタルオフィス

Flapless フラップレス手術

フラップレス手術とは

フラップレス手術とは

一般的なインプラントの手術では、メスで歯肉を切開して剥離し、顎骨をしっかり露出させてからドリルで骨を削ってインプラントを埋め込み、歯肉を縫合します。

一方、フラップレス術式では、メスを使用しません。歯肉の切開や剥離、縫合も行なわないため、出血や術後の腫れや痛みを大幅に軽減できます。
ほとんど切らないフラップレス術式で手術を行なうと、傷口が小さいうえに一般的なインプラント手術に比べて手術時間が短くすむため、患者さまの体への負担を最小限に抑えられます。

また、手術中はモニター装置で血圧、脈拍数、心電図などを管理しながら行なうので、より安全な手術が可能です。

フラップレス手術の特徴

切る範囲が小さい

切る範囲が小さい

フラップレス手術では、術前に行なった手術のシミュレーションどおりにインプラントを埋め込めるようにアシストする「サージカルテンプレート」を使用します。このテンプレートに沿って歯肉に小さな穴をあけてインプラントを埋め込むため、一般的なインプラントの手術のように歯肉を大きく切開して顎骨を露出させる必要がなく、傷口が小さくすみます。

痛みや腫れ、出血がほとんどない

痛みや腫れ、出血がほとんどない

歯肉を大きく切開する必要がないので、出血を最小限に抑えられます。また、傷口が小さく縫合も必要ないため、術後に痛みや腫れがでることもほとんどありません。
手術時間が短くなるので、患者さまの手術によるストレスや体へのダメージも大幅に軽減できます。

精密でより正確な手術

精密でより正確な手術

フラップレス手術では、まず歯科用CT撮影で得たお口の3D画像をもとにコンピューターで手術のシミュレーションを行ない、そのシミュレーションどおりにインプラントを埋め込めるサージカルテンプレートを作製します。このテンプレートを使用すれば、周囲の血管や神経などを傷つけることなく、より正確な位置にインプラントを埋め込めます。

すぐに噛める

すぐに噛める

一般的なインプラント埋入治療では、インプラントを埋め込んだ後、インプラントと顎骨が結合するまで3~6ヵ月ほど待ってから人工歯を埋め込みます。
一方、フラップレス手術では、インプラントを埋め込んだその日のうちに仮歯を装着できるので、軟らかいものなら噛んで食べることができます。

フラップレス手術の流れ

一般的なインプラント埋入治療の手術では、歯肉を切開・剥離し、顎骨を露出させてから手術を行なう必要がありますが、フラップレス手術なら歯肉に小さな穴をあけるだけでインプラントを埋め込むことができます。
体への負担を軽減するフラップレス手術は、おもに以下のような流れで行われます。

1「サージカルテンプレート」を装着し、
ドリルで骨に穴をあける

サージカルテンプレートを患者さまのお口に装着し、サージカルテンプレートに沿って歯肉を小さくくり抜いたら、ドリルを使って顎骨に穴をあけます。

「サージカルテンプレート」を装着し、ドリルで骨に穴をあける

2インプラントを埋め込む

ドリルで形成した穴にインプラントを埋め込みます。サージカルテンプレートを使用すると、的確な位置と角度でインプラントを埋め込むことができます。

インプラントを埋め込む

2人工歯の装着

インプラントが顎骨にしっかりと固定されているのが確認できれば、インプラントを埋め込んだその日のうちに人工歯(仮歯)を装着できます。

人工歯の装着
●インプラント埋入治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

043-202-8241