ジルコニアインプラント│千葉市中央区でインプラント埋入治療を行なう歯医者 高橋デンタルオフィス

Zirconia ジルコニアインプラント

ジルコニアインプラント

今なぜジルコニアなのか?

今なぜジルコニアなのか?

ひとことで言うと 『手入れが簡単で長持ち』

2020年、EUのなかのフランスが、食品へのチタン添加を国として禁止しました。2022年に入り、その流れでEU全体に食品添加物としての二酸化チタンの使用禁止が採択されました。アメリカ・ハワイ州では数年前から日焼け止め(チタン添加)の使用を禁止しています。
これらの事実は何を意味しているのでしょうか? 世界ではチタンを避ける傾向が高まっているのです。

インプラント埋入治療においての長年の懸案事項は、インプラント周囲炎です。チタンインプラントは素材がチタン、すなわち金属製で、粒子化することにより周辺歯槽骨の高度吸収を引き起こすと考えられています。
また、チタン粒子は毛細血管やリンパ管終末から容易に取り込まれ、全身的な炎症傾向が高まり、結果として免疫細胞が自己を攻撃してしまう自己免疫疾患を誘発することにもなるのです。

ジルコニアインプラントはチタンインプラントに比べて、セラミックスのため粒子化することがなく、生体親和性がとても高いため歯肉との結合も極めて強固です。
したがって、インプラント周囲炎の心配がほとんどなく汚れがつかないため、手入れも本当に簡単で長期間口腔内での安定性を保てます。

当院で導入しているSDSジルコニアインプラントは他のジルコニアインプラントとは一線を画する存在であり、その構造、表面性状、埋入コンセプトなどが全く異なります。
ジルコニアインプラントの生みの親Dr.Volzが、それまでのジルコニアインプラントの問題点(破折しやすい等)を克服するために自ら立ち上げたメーカーがSDS(SWISS DENTAL SOLUTIONS)です。FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認も取得済みです。

SDSジルコニアインプラントはジルコニアインプラントの販売シェアで世界をリードしています。また、いままでのインプラントシステムにはない多くの利点を備えています。

  • 金属(チタン)アレルギーの心配がなく身体に優しい
  • 汚れ(プラーク)なども付着しないためインプラント周囲炎のリスクを抑えられる
  • 歯ぐきがきれいに整い、審美性が高い
  • 歯を抜いたその日にインプラントを入れることができる
  • 丈夫で新しい自分の骨ができてくる
  • チタンインプラントに比べて治療回数が少ない

すでにチタンインプラントで治療された方もご相談ください。

メタルフリージルコニアインプラントの特徴

金属アレルギーの心配がなく体に優しい

金属アレルギーの心配がなく体に優しい

ジルコニアは、チタンよりも生体になじみやすい素材で、金属素材のようにアレルギー症状がでる心配はありません。また、熱や腐食に強く、強度にも優れているので、お口の中で長期間にわたって使用し続けられます。
さらにジルコニアは歯肉と接着しやすく、歯周ポケットができにくいため、治療後の定期検診でも針のような器具で歯周ポケットの深さを測る検査を行なう必要もありません。

インプラント周囲炎のリスクが少ない

インプラント周囲炎のリスクが少ない

前項でも説明したとおり、ジルコニアは歯肉としっかりと接着するため、インプラントと歯肉とのすき間に歯垢が溜まるのを防ぎます。また、チタンはフッ素に触れると腐食し、歯垢が付着しやすい状態になりますが、ジルコニアは素材自体に歯垢が付着しにくい特性があるため、すき間に歯垢が溜まってもすぐに取り除けます。
これらのことから、歯周病菌によってインプラントの周囲の歯肉や骨に炎症が起きる「インプラント周囲炎」のリスクは、ジルコニアインプラントにすることで大幅に低減するといえます。

審美性に優れ、歯肉の黒ずみの心配もない

審美性に優れ、歯肉の黒ずみの心配もない

ジルコニアインプラント埋入治療では、人工歯との連結部のパーツもジルコニア製のものを使用します。
人工歯との連結部のパーツが金属製の場合では、加齢などで歯肉がやせると金属製のパーツが露出して見た目が悪くなったり、金属が溶け出すことで歯肉が黒ずんだりする心配があります。
一方ジルコニアインプラントなら、歯肉がやせても連結部も白いので目立たないうえに、金属のように歯肉が黒ずむ心配もありません。また、歯肉に金属色が透けることがないため、より自然で美しい見た目に仕上がります。

歯ブラシで清掃しやすい

歯ブラシで清掃しやすい

チタン製のインプラントは治療後のメンテナンスで行われるクリーニングによって表面に傷ができやすく、そこに歯垢が付着しやすくなるといわれています。
一方ジルコニアインプラントは、表面がひじょうに滑らかで歯垢が付着しにくいため、チタン製のインプラントよりも細菌感染のリスクを抑えられます。また、歯肉としっかりと接着するので、歯ブラシによる清掃もしやすいというメリットもあります。

当院で扱う
SDSジルコニアインプラントとは?

Smile 当院で扱うSDSジルコニアインプラントとは

SDSジルコニアインプラントは、スイスのインプラントメーカーSDS社製のジルコニアインプラントで、世界でも高いシェアを誇っています。
FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認も取得し、安全性にも信頼のおけるSDSジルコニアインプラントは、もともと従来のインプラントの問題を解決するためにスイスに開業する歯科医師ボルツ氏によって開発されました。

従来のチタン製のインプラントでは、「インプラント周囲炎にかかりやすい」「治療後に見た目が悪化する場合がある」「金属による電磁波の吸収や腐食などによって健康を害するリスクがある」といったことが問題とされてきました。 また、抜歯後すぐにインプラントを埋め込んだり、インプラントを埋め込んですぐに仮歯を装着したりすることも難しく、治療期間の短縮も課題でした。

このようなチタン製のインプラントが抱える問題や課題も、SDSジルコニアインプラントなら、すべて解決できるのです。

SDSジルコニアインプラント
のメリット

多くのケースでインプラントを埋め込んだ
その日のうちに仮歯を装着できる

チタン製のインプラントを使用する場合、ほとんどのケースにおいてインプラントを埋め込んだ後はインプラントと骨が結合するまで数ヵ月待ってから人工歯を装着します。
一方、SDSジルコニアインプラントでは、インプラントを埋め込んだその日のうちに仮歯を装着できるので、治療中も見た目の心配がありません。また、抜歯をしたあとにすぐにインプラントを埋め込むこともできます。

骨量が少ないケースでも、
骨を増やさずに治療できる可能性が高い

インプラントを埋め込む場所の骨量が少ない場合は、そのままではインプラントを固定しにくいため、インプラントを埋め込む前に骨を増やす処置を行なう必要があります。
一方、SDSジルコニアインプラントを使用すると、骨が少ないケースでも骨を増やさずに治療できる可能性が高まります。

金属アレルギーの心配がない

インプラントも人工歯の連結パーツもすべて生体とのなじみがよいジルコニア製で、金属を一切使用しないので、金属アレルギーの心配はありません。金属の溶け出しによる歯肉の黒ずみや、体への悪影響のリスクもないので、安心です。

歯肉との接着に優れるため、
より自然な見た目になる

ジルコニアは歯肉と接着しやすいため、インプラントと歯肉との間にすき間ができにくく、天然歯のような自然で美しい仕上がりが期待できます。

インプラントも人工歯との連結パーツも
すべて白いので見た目が美しい

すべてのパーツが白いジルコニア製なので、加齢などで歯肉がやせてしまっても金属が露出して目立つような心配はありません。また、歯肉に金属の色が透けて見えることもなく、美しい見た目に仕上げられます。

歯垢が付着しにくく、清潔に保てる

ジルコニアは表面がひじょうに滑らかな素材であるため、歯垢が付着しにくいうえに歯垢が溜まったとしても歯磨きで簡単に取り除くことができます。
インプラントの周囲に歯垢が溜まると、インプラントの脱落の原因となるインプラント周囲炎のリスクが高まるので、毎日のケアがしやすいことは大きなメリットといえます。

●インプラント埋入治療にともなう一般的なリスク・副作用

・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
・インプラントの埋入にともない、外科手術が必要となります。
・高血圧症、心臓疾患、喘息、糖尿病、骨粗鬆症、腎臓や肝臓の機能障害などがある方は、治療を受けられないことがあります。
・手術後、痛みや腫れが現れることがありますが、ほとんどの場合1週間ほどで治ります。
・手術後、歯肉・舌・唇・頬の感覚が一時的に麻痺することがあります。また、顎・鼻腔・上顎洞(鼻腔の両側の空洞)の炎症、疼痛、組織治癒の遅延、顔面部の内出血が現れることがあります。
・手術後、薬剤の服用により眠気、めまい、吐き気副作用が現れることがあります。
・手術後、喫煙や飲酒をすると治療の妨げとなるので、1週間は控えてください。
・インプラントの耐用年数は、口腔内の環境(骨・歯肉の状態、噛み合わせ、歯磨きの技術、メンテナンスの受診頻度、喫煙の有無など)により異なります。
・毎日の清掃が不十分だった場合、インプラント周囲炎(歯肉の腫れや骨吸収など)を引き起こすことがあります。

043-202-8241